From KSRG ✯「 神の言葉 [聖書] は とこしえに残る 」−(32)

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⬜ 少し、前回までを振り返りますと。

 

どのようにして 終末の期間に入ったのか、

 

その事についてイザヤ書 59章、そして 24章の考察に入りました。

 

死海のふもとにある  小さな村から発信され、そして  日本から発動し、それから全世界へ、 と 言うことでした。

 

 

それで、発信する資格のある者たちが、どのように任命されて行き、さらにメッセンジャーが増えたのか、に関しては 、

同じ イザヤ書 59章 の21節から知ることが出来ます。

     ⇩

イザヤ書 59章 21節(新改訳2017)
「 これは、彼らと結ぶわたしの契約である__主は言われる__。あなたの上にあるわたしの霊、わたしがあなたの口に置いた わたしのことばは、あなたの口からも、あなたの子孫の口からも、子孫の子孫の口からも、今よりとこしえに離れない__主は言われる。」

 

このように、終末の期間に入ってから、

まず、西と東から、この聖句が成就してゆきました。

 

 

 

そのことはゼカリヤ書の次の預言とも関連しています。

 

ゼカリヤ書 4章 10— 14節です。

     ⇩

ゼカリヤ書 4章 10—14節 (新改訳2017) 「 だれが、その日を小さなこととして蔑(さげす)むのか。         人々はゼルバベルの手にある重り縄(おもりなわ)を見て喜ぶ。  これら七つは、全地を行き巡る主の目である。
私は彼に尋ねた。『 燭台の左右にある、この二本のオリーブの木は何ですか。』
そして再び尋ねた。『 二本の金の管によって 金の油を注ぎだす、このオリーブの二本の枝は何ですか。』
すると彼は私にこう言った。 『 あなたは、これらが何であるかを知らないのか。』私は言った。『 主よ、知りません。』
彼は言った。『 これらは、全地の主のそばに立つ、二人の 油 注がれた者だ。 』」

 

____ このように始まった という事です。

 

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ヨハネの黙示録 11章 3・4節(口語訳)「 『····そして わたしは、わたしのふたりの証人に、荒布を着て、千二百六十日のあいだ預言することを許そう』。
彼らは、全地の 主のみまえに立っている二本のオリブの木、また、二つの燭台である。」  
 ============

 

 

それに次いで、さらに全地で監督者が増え┅、

 

 

 イザヤ書 59章21節に

 

‘’子孫の口‘’   また  ‘’子孫の子孫の口‘’ 

とあるのは、メッセンジャーのことを指しています。

※ また、その中(子や孫)にはメッセンジャーだけでなく、後に増える監督者も含まれます。

 

そのように、預言することが継続的に行なわれて行くことが表されているわけですが。

 

 

そこで、

もう一度 ヨハネの黙示録11章に戻り、7 節 を見てみますと、

このように書かれています。

     ⇩

7節(口語訳)「 そして、彼らが そのあかしを終えると、底知れぬ所から のぼって来る獣が、彼らと戦って 打ち勝ち、彼らを殺す。」

 

ここで、「彼らが その証を終えると」    とある、

この部分については  No.29 で解説しました。

 

 

そして 「 彼らを殺す」の部分について、

 

これは、以前にも少し触れましたが。

聖書の用法の中で “ 死 ” は無意識、無存在、無活動などを指す時に用いる事があります。

 

ですから、ここで「 殺す」と書かれてあるのは、文字通りに殺される という意味ではなく、

 

二人の証人としての活動が何かしらの方法で妨害を受け、その結果 活動が止まる事を指していたと考えられます。

 

 

実際に、過去を振り返ってみると、どのような事が生じていたでしょうか。

 

死海のふもとの、ある小さな村において。

同時に 日本においても、実際に活動が止まりました。

 

つまり、西と東で同時に活動が止まったという事です。

 

では、ここに出て来る獣は何者なのでしょうか。

 

ヨハネの黙示録 17章 に登場して来る 獣 とは別の者であるという事はこれまでにも何度かお伝えしてきたと思います。

 

興味深い点として、新共同訳には、“ 底知れぬ所からのぼってくる獣 ” とではなく、

一匹の獣と訳されています。

 

“ 一匹の獣 ”  です、

何者なのでしょうか。

 

次回は、

この語のギリシア語の意味から考察し、

この獣の正体に迫ってゆきましょう。       

         

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