From KSRG ✰「 神の言葉 [聖書] は とこしえに残る 」(16)
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《 神の言葉 [聖書] は とこしえに残る 》−(16)
⬜先回は 特に「 神の教会 」 について、話せるところまで ですが、お伝えすることが 出来たと思います。
神の教会(正しくは神の会衆)とは、
キリストを 頭(かしら)とした キリストの 体を表していると言うことでした。
それで、今回は 初めに、 その 根拠となる 聖書の言葉を挙げてみたいと思います。
( ※ 本来は、これらの聖句以外にも もっと あるのですが、今後の記事の流れの中で 挙げていきますので、そのようにご理解 下さい。)
まず、
▪ コロサイの信徒 への 手紙 1章 18節
「 また、御子は その体である 教会の頭です。
御子は 初めの者、死者の中から最初に生まれた方です。
こうして、すべてのことにおいて第一の者となられたのです。」(共同訳)
御子は 教会の頭 であると述べている聖句です。
さらに、教会(会衆)の成員はヤハウェにより選別されることを示している聖句として
⇩
▪ ローマ人への手紙 8章 29・30 節
「 29.神はあらかじめ知っておられる者たちを、更に御子のかたちに 似たものとしようとして、あらかじめ定めて下さった。
それは、御子を多くの兄弟の中で長子とならせるためであった。
30.そして、あらかじめ定めた者たちを更に召し、召した者たちを更に義とし、義とした者たちには、更に栄光を与えて下さったのである。」(口語訳)
▪ テサロニケ人への第二の手紙 2章 13節
「 しかし、主に愛されている兄弟たちよ。わたしたちはいつもあなたがたのことを、神に感謝せずにはおられない。
それは、神(ヤハウェ)があなたがたを初めから選んで、御霊による きよめと、真理に対する信仰とによって、救いを得させようとし、」
そして 次に、
一般的な意味で、教会・会衆に言及するときには、イエス自身を除いた、14万4千人を指す場合もある。と前回 説明したと思いますが、その根拠となる聖句です。
⇩
▪ エペソ人への手紙 5章 32節
「 この奥義は大きい。
それは、キリストと教会とをさしている。」(口語訳)
▪ ヘブル人への手紙 12章 23・24節
「 23.天に登録されている長子たちの教会、すべての人のさばき主である神、完全な者とされた義人たちの霊、
24.さらに、新しい契約の仲介者 イエス、それに、アベルの血よりもすぐれたことを語る、注ぎかけられたイエスの血です。」(新改訳)
これらの聖句では、イエス・キリストと 教会を 明らかに 別個のものとして表現しているのが分かると思います。
これらは、一部になりますが、前回 お話した内容の根拠となる聖句として、挙げさせて頂きました。
· · ·
···では、先回 お伝えしてありましたように、
使徒行伝 20章28—31節の預言について、
話せる範囲で 解説していきたいと思います。
使徒行伝 20:28—31
「 どうか、あなたがた自身に気をつけ、また、すべての群れに気をくばっていただきたい。
聖霊は、神が御子の血であがない取られた 神の教会(会衆)を 牧させるために、あなたがたを その群れの監督者にお立てになったのである。
わたしが去った後、狂暴なおおかみが、があなたがたの中にはいり込んできて、容赦なく群れを荒らすようになることを、わたしは知っている。
また、あなたがた自身の中からも、いろいろ曲がったことを言って、弟子たちを自分の方にひっぱり込もうとする者らが起こるであろう。
だから、目をさましていなさい。
そして、わたしが三年の間、夜も昼も涙をもって、あなたがたひとりびとりを絶えずさとしてきたことを、忘れないでほしい。」
この 預言の言葉ですが、
例えば 29節を見ると、
「···· 私(パウロ)が 去った後、狂暴なおおかみが、あなたがたの中にはいり込んできて、容赦なく群れを荒らすようになることを、わたしは知っている。」
と ありますが、
これは ····
当時、イエスの教えを信じていた 弟子たちの集合体が存在していたわけですが、
そこに 悪魔が 入り込んで、いわゆる、背教が起きて まがい物 の キリスト教へと化していくことを
預言していたということです。
そのことは、過去の歴史を見ると分かることですが、
パウロ 亡き後、実際 に 神の教会(神の会衆)の中にキリストの教えではない、
‘’ まがい物 の教え‘’ が入り込み。
西暦70年の ユダヤの体制の滅び(当時の大きな苦難)を生き残った 唯一の使徒である、ヨハネも自身の手紙の中で書いていますが、
もう その頃には、キリストの教えを 歪めようとしているる者が、かなり いたということです。
そして、最後の抑止力となっていた ヨハネが亡くなった後は、キリストの教えは完全に終りを迎えました。
その後、‘’ まがい物 ‘’ と化した キリスト教は、ローマ帝国の国教となり、後のカトリック 教会を生み出したわけです。
それから、さらに 東 西に 分裂し、西はローマカトリック教会、東は東方正教会(現在のロシア正教)
と分かれました。
そして、その後 さらに宗教改革が起こり、
カトリックから、分裂して、派生した、プロテスタント が生まれていきました。
その、プロテスタント教会は その後 幾万もの派閥に分かれ、乱立しているのを見て取ることができます。
そして、その プロテスタントが、生まれた時に、同時に誕生したのが、イエズス会 ということです。
※ 実は、この イエズス会と言うのが、謎の多い 集合体であり、現在 googleのwikipediaで検索しても、イエズス会についての真実を知ることが 出来ません。出来ないようになっています。
なぜなら、この イエズス会は、現在の大バビロン ?? (大バビロンの中枢の一部)だからです。このイエズス会については、また相応しいときに、もう少し 詳しく 話させて頂くことが あるかも知れません。
···· また、それに加えて 現在では、 キリスト教系 新興宗教 団体なるものが、
挙げていくなら 数えるのが嫌になるほど 存在しています。
なぜ このように なってしまったのでしょうか
まさに、この世の神である 悪魔サタンが、真の福音の輝きをベールで覆い隠しているからでしょう。
コリントの信徒への手紙(ニ)4 章 4 節
「 彼らの場合、この世の神が不信の者たちの思いをくらませて、神のかたちであるキリストの栄光の福音の輝きを、見えなくしているのである。」
聖書の中で、悪魔サタンは、この世の神
と呼ばれています。
その悪魔サタンが、まがい物のキリスト教を増殖させることにより、
真の キリストの栄光の福音の輝きを、見えなくさせている、ということです。
· · ·
それでは、使徒行伝
20章 28—30 節 のこの聖句が、現在においては、どのように成就しているのでしょうか、
次回の記事でお伝え 出来ればと思います。
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